1.まず初めに

OSは何ですか?

  1. windows
  2. mac

OSとはオペレーションシステムの事でパソコンの中に入っているプログラムの事です。

macユーザーの方には申し訳ありませんがここではWindowsを中心に説明させていただきます。

1.1 windows7をお使いの方へ

2020年1月14日をもちましてサポートが終了。早急にアップグレードされることをお勧め致します。

1.2 ブラウザ

この画面を見ておられると言う事はブラウザでアクセスしているはずです。

ブラウザとはインターネットにアクセスする時に使うプログラムです。

ブラウザは何ですか?

なぜ私があなたの使っておられるプログラム(ブラウザ)がわかったかと言いますと、

それはプログラムを書いてこのページに配置してあるからです。

1.3 ウィルス対策

windows10の場合、標準でWindows Defenderと言うウイルス対策ソフトが入っているはずです。

1.有効かを確認するには左下の「スタート」から二つ上の「設定」を選んでください。
2.「設定」が表示されます。「更新とセキュリティ」をクリックします。
3.画面左側から「Windows セキュリティ」をクリックし、「Windows セキュリティを開く」をクリックします。
4.セキュリティの概要」が表示されます。
 画面が表示され、盾のマークのWindows Defenderが有効になっていることを確認します。

2.コマンドプロンプト

コマンドプロンプトとは管理等をする上でかなり有利なプログラムです。必ずしも必要ではありませんが、これからコンピューターを始められる方や管理者の方等は覚えておいて損はありません。

windows10の場合、左下の「スタート」から、「Windowsシステムツール」を選択して「コマンドプロンプト」で起動します。

C:\Users\ユーザー名>

このように表示されたかと思います。

ユーザー名はそれぞれ異なります。

これがカレントディレクトリ、つまり現在のディレクトリを表しています。

デスクトップに移動してみましょう。
まずは、dirと打ち込みEnterを入力してください。

すると、どうでしょう。現在のディレクトリのファイルやフォルダが表示されたではありませんか。
そして、デスクトップに移動します。cd Desktopと打ち込みEnterを入力してください。
今、あなたはデスクトップにいます。

mkdir testと打ち込みEnterを入力してください。

なんと、デスクトップにtestと言うフォルダが作成されたではありませんか。
デスクトップの画面を確認してください。testと言うフォルダがありますか?

普通に右クリックしてフォルダを作成した方が早いと思われるかもしれません。
しかし、そうではありません。

mkdir test\test

これではどうでしょう?testの中にtestフォルダが作成されてますか?

コンピューターを管理していく上でシェル(コマンドプロンプト)を使った方が圧倒的に有利です。

2.1 ショートカットの作成

コマンドプロンプトへのショートカットを作成します。コマンドプロンプトにデスクトップから直接アクセスできるようにします。

1.デスクトップの画面の上で「右クリック」を押し、「新規作成」「ショートカット」
2.「項目の場所を入力してください」と表示されますので「参照」で[PC」「ローカルディスク」「Windows」「System32」と辿り「cmd.exe」 を選択して「OK」をクリック
3.「次へ」をクリックして、「ショートカットの名前を入力してください。」と表示されますので、任意の名前を付けて下さい。

これで、デスクトップにコマンドプロンプトへのショートカットが作成されました。ダブルクリックしてみましょう。

C:\Windows\System32>

画面にこの様に表示されているものと存じ上げます。これはcmd.exeが配置されているディレクトリです。この、一番最初に表示されるディレクトリを作業ディレクトリと言います.

このままでは都合が悪いので変更致します。

1.ショートカットアイコンを「右クリック」「プロパティ」を「左クリック」。すると「作業フォルダー」と書かれている項目があります。ここがC:\Windows\System32になっているかと思いますので変更致します。
2.C:\Windows\System32%USERPROFILE%に変更して「適用」を「左クリック」し「OK」を選択して下さい。
3.ショートカットアイコンをダブルクリックしてみて下さい。作業フォルダーが変更されてますか?

2.2 コマンド

それではコマンドを実行して参ります。helpと入力して「Enter」でhelpコマンドを実行してください。

使用できるコマンドが表示されます。これがコマンドといわれるものです。

2.3 環境変数

次にsetコマンドを実行してみてください。

ずらずらっと、沢山の項目が表示されたかと思います。その中でUSERPROFILEとゆう項目を見てください。これは 2.1 ショートカットの作成 で入力した%USERPROFILE%を指示(さししめ)しています。これが環境変数といわれるものです。

2.4 バッチファイル

次にバッチファイルの説明をして参ります。バッチファイルは拡張子が .bat のファイルです。

ファイルの拡張子が表示されない方は。
1.エクスプローラーの左上の「表示」から、右の「オプション」
2.「表示」タブの「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して「適用」、「OK」を選択してください。

エクスプローラーは左下の「スタート」の横の検索ボックス「ここに入力して検索」に「エクスプローラー」と入力しても起動することができます。

それでは作業フォルダーにバッチファイルを作成してみましょう。

エクスプローラーから「PC」「ローカルディスク」「ユーザー」と辿り、後は各自、自分のユーザーアカウント名を選択して下さい。ここが環境変数USERPROFILEが指示しているフォルダです。このフォルダをショートカットのリンク先にしてデスクトップに配置しておくと便利です。

選択したフォルダの上で「右クリック」「新規作成」「テキストドキュメント」でファイル名をauto.batとします。auto.batではなく任意の名前でも構いません。
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか?」と出て参りますが気にせずに「はい」を選択してください。

auto.batの上で「右クリック」して「編集」を選択してください。テキストエディタが立ち上がりました。そして、

echo ON THE KUMO PROJECTと書き込み、「ファイル」「上書き保存」をしてみてください。echoコマンドは文字列を表示するコマンドです。

そして、コマンドプロンプトの画面からauto.batと入力して「Enter」でバッチファイルを実行してみてください。ON THE KUMO PROJECTと表示されましたか?

自分がパーソナルコンピュータを管理するのに使用するコマンドを記述しておけば、後は呼び出すだけで実行されます。

更に、デスクトップに作成したコマンドプロンプトのショートカットを「右クリック」して「プロパティ」を選択してください。「リンク先」がC:\Windows\System32\cmd.exeになっていると思います。ここを C:\Windows\System32\cmd.exe /k "auto.bat" にしてみて下さい。「適用」で「OK」です。

後はデスクトップのコマンドプロンプトのショートカットアイコンをダブルクリックすれば・・・。どうですか?ON THE KUMO PROJECTと表示されましたか?

後はauto.batに順番にコマンドを書き込んでいけば上から順番に実行されます。

2.5 マクロ

それでは、マクロの説明をさせていただきます。作業フォルダ(%USERPROFILE%) にmacros.txtを作成して下さい。そして、テキストエディタで開いて SU=powershell start-process cmd -ArgumentList '/k ""doskey /macrofile=%cd%\macros.txt""'-verb runas を記述して下さい。そして、auto.batdoskey /macrofile=macros.txt の一文を追記して下さい。これで、コマンドプロンプトのショートカットをダブルクリックするだけでマクロが読み込まれるようになりました。では、SU と入力して実行してみて下さい。これで管理者権限でコマンドプロンプトを立ち上げる事ができるようになりました。後は自分でマクロを作成して追記していってください。
Your going to Way...(あなたの向かうべき道へ・・・)